★自然保護林に包まれる、パークサイドの地。 サンクタスシティ長津田みなみ台内にOPEN。




園施設の概要





□施設名

もりの風保育園

□所在地

〒226-0018横浜市緑区長津田みなみ台2-12-12

□定員 

90人・乳児から就学前児童

□規模

敷地面積  1102.72㎡ 

建築面積  434.34㎡

延床面積  802.56

屋外遊戯場 408.1㎡

□構造 

木造 準耐火建築物(法2条9号の3イ)

□開所時間

平日  午前7時~午後8時(延長時間含む)

土曜日 午前7時30分~午後6時30分

□入所対象児

6か月から~就学前まで

児童福祉法による入所児童であること

□職員体制

園長、主任保育士、保育士、栄養士、看護師、

その他(国、横浜市の最低基準以上の職員配置をしております)

□運営

株式会社Berry









施設設備・インテリア  「安全性」 「自然素材」へのこだわり


●地震に強い建物構造
・構造には特殊な金物を使用し、地震に強い建物です。
・天井は落下を防止するため、防震ハンガーという特殊な部品を使っています。
・防犯ガラスを使い、飛散防止、防犯対策をしています。
・照明はLEDの飛散防止対応です。
・10KWの太陽光発電、蓄電池等により停電時はもちろん、24時間、365日活かせることが出来ます。
・庭への散水は井戸水を利用し、環境に配慮しています。また断水時にも利用できます。


●木陰のテラス・ホール
・自然光を体いっぱい浴びられる広いテラスがあり、保育室からすぐに出られる設計です。
・テラスには大きな落葉樹を植え、子どもたちが新緑、木陰、落葉、陽だまりなど四季を感じながらのびのび遊べるようになってします。
・テラスにつながるランチルームがあり、天気の良い日は屋外で給食を楽しむことができます。
・2Fには眺めの良いホールがあり、発表会利用や雨の日でも室内で元気に体を動かして遊ぶことができます。
・保育室の配置にこだわり、全保育室に森の風、自然光が導かれる設計です。
・全保育室から公園の緑が見渡せます。



●こどもに優しい材料
・床、腰壁は無垢一枚板を使用し塗装も化学物質を一切使用しない 「未晒し蜜ロウワックス」を使用しています。
・家具も高知県の檜、無垢材を使用。塗装も化学物質を一切使用しない蜜ロウを使用、植物性塗料で、安心して使用できます。
・建具塗装は蜜蝋、バトン、ワトコ等の自然の塗装を利用しております。
・壁はクロスではなく吸着機能と光触媒機能を有している塗料を使用しています。


●防犯・安全
・セコム製防犯カメラを8台設置し、24時間監視、録画、保存しております。
・施設玄関はオートロックによる完全施錠、保護者 ・職員が持つ専用カードキー以外は開けられません。
・保育室に非常通報装置を設置。警備員が駆けつけるとともに警察に通報されます。
・セコムのオンラインセキュリティに加入、無人時の侵入から、有人時の非常事態まで、
 さまざまな状況に対処します。
・防犯ガラスの導入により、ガラスを割って侵入が出来ません。
・緊急地震速報機を設置、非常時は全保育室に放送されます。


●よこはまECO保育所(予定)
横浜市では、温室効果ガスを2020年度までに25%以上削減することを目指しています。(1990年度比) 
森のかぜ保育園は「よこはまECO保育所」として認証を取得予定です。
下記が導入されている設備です。


・太陽光、風力等自然エネルギーによる発電設備の導入
・省エネタイプ給湯器の導入(2次熱交換機タイプ等)
・省エネタイプ空調機(APFによる最新の目標達成率100%以上)の導入(全ての保育室)
・LED照明の導入(全ての保育室の天井照明)
・人感センサー付き照明機器の導入
・シーリングファン(天井扇)の設置(全保育室)
・主要な開口部への軒・庇の設置
・節水型便器(洗浄水量:大便器8ℓ以下、小便器6ℓ以下)の導入
・園庭芝生化(10㎡以上)の実施
・主要な道路沿いでの延長3m以上の生垣設置
・蓄電池(3kwh以上)の導入


●その他の設備・インテリア
・全保育室に温水式床暖房が導入されています。
・全熱交換機型換気システムが導入されています。
・季節ごとに変わるディスプレイによりこどもたちの感性を育てます。
・園庭隅の食育用畑でこどもたちが野菜作りをします。
・園庭は408㎡の広さがあり、緑に囲まれた環境でのびのび遊べます。




主要構造について
木構造2階建て、延床面積約800㎡のこの建物の主要構造は、
木材を重ね合わせ接着剤で合成した集成材というものを主体としています。
自然の木材より、より合理的に木質の良さを引き出し、
軽くて丈夫で安定した耐力を保有する梁や柱を構造材としています。

地震には建物の総重量を軽くすることが最も重要な耐震性を確保するための要素なのです。



安定した強度を持つ材料で構築され、ばらつきのない材質であるが故に、
かなり精度の高い構造計算を可能としています。
そして耐震壁を平面的にバランス良く配置することも考えられています。



台風や大地震や荷重等、建物に影響を及ぼす外力に対して、きちっと計算をして
全体の部材配置と断面を設定することにより、安心して災害時にも使用して頂けます。

なお、接合部は在来の木造とはかなり異なり新しく開発され、強度もテストされた上で公的機関

によって認定された金物で緊結され、全体の構造強度の安全性が保証されています。


2012年7月9日 (有) 野 真 設 計 構造一級建築士 野崎 真吾